2024/06/27 19:43

LoveGuitarClubでレッスンを行う際のカリキュラム概要を公開いたします。


「そもそも何を頼りに練習すればいいか分からない」という方は、全体像が分かるだけでも上達に役立つことがあるので、練習の参考にしていただけると幸いです。


※当教室では、一人ひとりの理想や要望、ペースに応じたレッスンを行うため、必ずこの順番でレッスンが進んでいくというわけではありません。また、カリキュラムは日々更新しています。レッスン内容の把握や、上達の目安として参考程度にご確認ください。


自分が心地よい演奏をするために、このようなレベル分けは必ずしも重要ではありませんが、練習を進める上で、目標やガイドラインを確認できことはモチベーション維持に役立つと考え公開しました。


初心者



「ギターの弾き方が分かり、なんとか鳴らせるようになる」

「ギター用語が分かるようになる」


コード演奏の基礎ができる(Emコードを鳴らせる)

メロディ演奏の基礎ができる(クロマチックスケールをオルタネイトピッキングで弾ける)

ギター専用楽譜を理解している(コードダイアグラム)

ギター専用楽譜を理解している(TAB譜)

ギター各部の名称が分かる

周辺機材の名称が分かる


初級者


「シンプルなコード演奏(伴奏)ができるようになる」


チューナーを使ってチューニングが出来る

シンプルなコード進行の曲を演奏できる

Fコードを鳴らせる

シンプルなパターンのアルペジオ演奏ができる


準中級者


「ギター専用楽譜があれば、弾き方が分かる(コード・メロディ)」

コード譜を見て、曲を弾ける

TAB譜を見て、メロディを弾ける

リズム譜を理解している

アルペジオパターンを自作できる

チューナーを使わずにチューニングをできる


中級者


「ギター専用楽譜があれば、シンプルな曲を初見演奏できる」

「ギターをそれなりに自由に弾けるようになる」


ジャズスタンダード曲レベルのメロディをTAB譜で初見演奏できる

ダイアトニックレベルの曲をコードで初見演奏できる

初見でパワーコード演奏ができる

一定のテンポに合わせて演奏できる

オルタネイト・ピッキングを習得している

コードの仕組みを理解している

自分なりのプレイフォームを身につけている

ギターの演奏方法の違いを知っている(コード、メロディ、ソロギター)

ギターの演奏方法の違いを知っている(弾き語り、ロック、ファンク、クラシック、ジャズ、ブルース)


上級者


「アドリブ演奏ができる」

「論理的に作曲ができる」


中期目標を持ち、目標達成のために何をすればいいか知っている。

転調のない曲でキーを導き出せる

転調のない曲でアドリブでメロディを弾ける

ダイアトニックコードを使って作曲をできる

BPM=100程度の曲で、16分音符中心のメロディやカッティングを弾ける

スタンダードレベルの曲を五線譜を見て演奏できる

コードを自分で作成できる

耳コピした音の楽譜を作成できる

基礎音楽理論を理解している(1.楽譜の理解)

基礎音楽理論を理解している(2.キーの理解)

基礎音楽理論を理解している(3.ダイアトニック・コードの理解)

基礎音楽理論を理解している(4. T・SD・Dとそれらの代理コードの理解)

基礎音楽理論を理解している(5.ドミナント・モーションの理解)


超上級者


「ギターを自由に弾ける」

「時間さえかければ、何でも弾ける」

「自分の目標や課題を把握し、解決方法を自ら得ることが出来る」

「ギターで他者を喜ばせる、楽しませる方法を習得している」


各ジャンルの常識を自分なりに説明できる

どんな相手ともセッションを成立させられる

自分の目的、目標、課題が明確である

疑問、課題を解決できる術を持っている

スタンダード曲でアドリブ演奏ができる

ノンダイアトニックコードを使いこなせる

理論に基づいた作曲ができる

他者の音楽を論理的に分析できる

即興で独奏が出来る

高い確率で聴衆を喜ばせる演奏ができる